■ ID | 368 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 海河流域中のダイオキシン類が渤海湾に及ぼす影響 |
■ 著者 | 万(外字?)
北京大学城市環境学部 胡建英 北京大学城市環境学部 楊敏 北京大学城市環境学部 杉崎三男 埼玉県環境科学国際センター 王効挙 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第1回全国(中国)環境化学学術検討会、平成14年10月25日 |
■ 抄録・要旨 | ダイオキシン類による環境汚染が大きな社会的関心となっている。その発生源は主に廃棄物等の燃焼及び農薬、除草剤等の製造である。本研究では、天津市(中国)におけるダイオキシン類汚染実態を把握するため、市内である南排汚河から渤海湾までの底質中のダイオキシン類の含量について調査した。また、発生源を解明するため、PCP中のダイオキシン類の含量と組成も測定した。今回の結果によると、南排汚河底質中のダイオキシン類の最高濃度は日本の環境基準(150pg-TEQ/g)の100倍も越える17,129-17,178pg-TEQ/gであった。但し、渤海湾底質中のダイオキシン類の濃度は1.3-6.4pg-TEQ/gであって、非常に低かった。また、PCP及び底質中のダイオキシン類異性体の特徴の比較から、南排汚河からダイオキシン類はPCP製造の他に、また別の発生源であると推定された。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |